MIKATA学院

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マネジャー層の個別指導

マネジャー層の個別指導

今回のご要望は、組織力強化とマネジャーの抜擢を目指した教育でしたが、個別での指導を行う事で、一人ひとりの理解度や意識レベルの高低も把握できます。
全体教育で伝えた事や勉強した事が実際に理解しているかどうかも、事業計画に沿った行動や課題への取り組みを確認する事で把握することができます。

お悩み・ご要望

IT企業C社のマネジャークラスに対しては、マネジメント教育を施し、組織力を強化したいとの要望がありました。
数年後を見据え、今いるマネジャーの中で事業部長クラスへの抜擢をする事と、その為のもプロジェクトマネジメントの基礎を習得させたいという要望でした。
会社を数年後に引っ張る人材の見極めとそのための教育を施したいという社長の想いでプロジェクトがスタートしました。

MIKATAの見方

対象になるマネジャークラスは、会社のキーになる立場であり、彼らが会社のビジョンや方向性を正しく捉えていなければ、いくらマネジメント力をつけても、社員を間違った方向に導いてしまいます。
まずは、会社で示しているビジョンや理念の理解からスタートし、その後に自分の立ち位置を理解することが必要と考えました。
そこまでの下地ができた上で、組織の役割を果たすためのマネジメントについてのベース教育と事業計画を達成するための具体的マネジメント個別指導を計画する事にしました。

MIKATAの取り組み

  1. 対象マネジャーへの全体教育
    会社のビジョン・理念・事業計画等の理解
    マネジメント基本の理解

  2. 対象マネジャーの個別指導
    事業計画達成の為の具体的マネジメント指導
    事業計画の立て方レクチャー&実践

個別指導は、全体教育や研修に比べて広く深くテーマを取り上げる事が可能であり、一人ひとりの要望に応え、理解度も正しく把握できるというメリットがあります。半面、時間を要するので、まずは全体教育を実施し、現状の理解度を確認し、各個人に合わせたテーマでの教育を考えました。
全体教育で実施した内容は、毎月の個別指導の際にも復習を施していき、理解度を深めていきました。

また、マネジメントの目的は、企業ビジョンの達成の為に必要な手段なので、年初に計画された事業計画書を常に持参し、事業計画達成の為に自分がどう動き、部下や上司をどう動かし、何をいつまでに達成していくのか、その為に何をいつどう仕掛けるのか、月々の進捗を確認しつつ進めていきました。
また、次期経営者としての期待もある層なので、翌年の事業計画書に携われるよう、事業計画の考え方や立て方などをレクチャーし、本人なりに考えてもらい、修正・完成したものを事業部長に提案し、それが実際の事業計画書にも反映されました。

まとめ

今回のご要望は、組織力強化とマネジャーの抜擢を目指した教育でしたが、個別での指導を行う事で、一人ひとりの理解度や意識レベルの高低も把握できます。
全体教育で伝えた事や勉強した事が実際に理解しているかどうかも、事業計画に沿った行動や課題への取り組みを確認する事で把握することができます。
抜擢に関しては、組織の大小にも寄りますが、簡単に実行するものではなく、慎重を期す必要があると思います。
ただ、来るその時期までに教育を施すことはとても大切な事です。
マネジメント教育をするうえで、一番多いのは「目的」と「手段」をはき違えてしまう事なので、常に見失わないように毎回のように繰り返すことが重要です。

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