MIKATA学院

MIKATAが増えて成果が上がる。

引き際の美学

 

 

プロ野球界について色々と感じる事があり、今回書いてみる事にしました。

 

 

学生時代にプロ入りを夢見、希望し入団。
その後、アメリカのメジャーリーグに憧れ、より厳しいとわかっていながらチャレンジする選手たち。
色々な選手がチャレンジしてきました。
時にはお世話になった球団とケンカ別れに近い形で海を渡る選手もいます。
それだけ啖呵を切った以上どれほどの活躍を見せてくれるのか・・・・。
しかし、実際に活躍する選手は一握り。
現実はなかなか活躍できずに終わってしまう選手が多いようです。
夢見たアメリカで現実を突きつけられ、日本にカムバックする選手が多くいます。
日本球界にカムバックする事が悪いとは思いません。
しかし、自分のわがままを突き通して海を渡った以上は帰ってきてほしくないとも個人的には思います。
それが「覚悟」ではないのでしょうか?

1夢に突き進む覚悟

松井選手はそれをよく理解しているからこそ「引退」を選んだのだと思います。
正直松井選手の引退はショックでした。

「まだまだできる!」

たくさんの方が思ったのではないでしょうか?
私もそうです。
そして何より、日本球界にカムバックし、もっと活躍して記録を伸ばしてもらいたい!
そんな気持ちが多くありました。

しかし、松井選手は引退を選びました。
本人が一番悔しいのではないかと思うのです。
本人が一番続けたいのではないかと思うのです。
しかし、松井選手は引退を選びました。

松井選手は最後まで4番打者としての役割・責任を追及・徹底したのですね。

逆に言うと、
「引き際の美学」というか松井選手のしがみつかない信念が、あれだけの記録と結果を残したのだと確信しました。

2結果を出す考え方

昔、上司から「結果を拾いに行くな。」と指導されたことを思い出します。
「やる事をやれば必ず結果が付いてくる。」と。
松井選手は、しがみつく気は最初からなかったのでしょう。
ジャイアンツにもメジャーリーグにも安泰の高給生活も・・・・・。
そんな【覚悟】が、名選手の要件なのかもしれません。
小・中・高時代の彼をブラウン管越しに見ても私たちにはわかりませんが、
近くにいた方達は、感じていたのでしょうね。
しがみつくのが悪いとは言いませんが、その状態にならないように常々自分を磨き、律することが自らを成長させていくのだと思います。

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