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隋の滅亡について思う事

 

今回は、三国志ではなく、その後の時代「隋」の滅亡について少しだけ話したいと思います。
後漢以降300年近く分裂していた中国を統一した「隋」。
しかし、たった2代にて国を潰してしまいます。
2代目煬帝は、後世中国史を代表する暴君として名を広めます。

 

はたして本当に暴君だったのでしょうか?

君主である以上、人一倍勉強もし、教養もある(はず)。
つまり、情報さえ正しければ抜群の判断を下すはずではないかと思うのです。


1ではなぜ亡国の君主となってしまうのか?

それは、本当の情報があがってこないから間抜けな判断をしてしまうのではないかと思うのです。
虚偽の報告では、力が発揮できるわけもありません。
つまり、君主たるもの常に正しい情報をどうやって得る事ができるかが一番国を治める最良の方法なのではないでしょうか。
貞観政要の中に、太宗(唐二代目君主)に対して魏徴がこう説いている一面があります。

 

『未だ身理まりて国乱るる者を聞かず』

『君主が姿勢を正しているのに、国が乱れたことは未だかつてありません』

・・・・と。
耳の痛い言葉です。
自分自身を戒め、自分自身を律し、広がる欲を抑えるように説いています。
国が治まり、安定してくると臣下も保守的な考えになると。
やがて、君主に対して差しさわりのないことしか言わなくなり、やがて裸の王様になっていく。。。
そんなストーリーでしょうか。
「君主たるもの、今よりもっと賢くなるよりも、臣下からいかに正しい情報・忌憚なき意見を拾えるか‼」

 

これがキーになると思います。

 

君主は情報さえ正しければ適切な判断ができるはずだからです。

 

人は大義で動く。
必ず大儀でもって人を動かす。
大義のない事では動かせないと心得よ。
随の滅亡で大きいのは、忠臣ぶる嘘つきが自分の立場を守る為に本当の報告をしなかったことだと思います。

私たち会社経営においても通じるものがあるのではないでしょうか。
経営者たるもの部下・社員とのコミュニケーションを重視し、聴くという姿勢を貫くのが一点。

 

2有能な上司になりたくば、有能な部下になれ

同時に重要なのは、部下であるスタッフ・社員が上司を怖れず・畏れず、発言する勇気を持つ事だと思います。
対人コミュニケーションが苦手な時代と言われています。
上司が部下の話を傾聴するようにとの教えはよく聞きますが、有能な部下としてのあり方についての情報が少ないような気がします。
部下である社員は、「有能な部下」としてのあり方をもっともっと学ぶべきだと思います。
最近溢れている情報は、バランスが悪いと思います。
それをどう学ぶのか?
それが、歴史・古典にあると私は思うのです。

 

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